トビリシ、ジョージアの歴史と現実に眩暈を覚える①
何故、トビリシへ行ったんだろう。
偶然、オープンジョーの航空券の端がトビリシだったから。。。それもある。
意外に安全な国、欧米志向が強い旧ソ連圏の国、動乱のコーカサス地方の国、チェチェン紛争の地からも近い、ワインがおいしい、街並みが異質、興味津々の国である。
街並みが異質であるのは事実。歴史保存地区だから、古い建物が残っている。では、歴史保存地区以外では、街並みが新しいのか?そんなこともないような、、、
ヒンカリ、日本で言えば、ギョーザ。モンゴル帝国の時代に持ち込まれたのか?或いは、もう少し、あとのティムール帝国時代か? 歴史の交差点だったのはよくわかる。
いずれにしても、時代は、1250-1380年位???
ジョージアは、紀元前5世紀王国がに造られたのが国の始まりーとも書いてあるが、その後の変遷は、世界史を専門に勉強している人でも眩暈しそうなくらい、激しい変遷。幻想的なクラ川とメテヒ教会のあたりも歴史の深さを感じさせる
ソ連時代には抑圧されていたが、実はスターリンはジョージア出身。ゴリ出身とのこと。あのソ連邦英雄、第二次世界大戦の勇者、悪い言えば、独裁と虐殺の王。歴史は繰り返されるのだ。
ワインは酒の飲めない筆者にもやさしいおいしさであった。恐らく、私にとってはベストのワインであった。ワイン通の人の評価はわからない。