チュニスのリビア人

40年以上もエクメネ(居住可能領域)をテーマに探訪しているbogotaです。今回は、家内とチュニジアバルセロナドブロブニクトビリシと廻ってきました。何故、この4都市を選んだのか? 最近人気があるとか? 行ってみたいとか? 行ったことがないとか? チケットの都合? エクメネに必然はないのです。結果的にそうなったのですから。受け入れれば良いのです。!?
チュニスについて2日目、時計台広場、ブルギバ大通り裏のホテルから歩いて、マリン駅へ向かいました。

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チュニス 時計台広場

マリン駅へは7-8分で到着しました。マリン線には、1等、2等とあるのですが、係の人に1等2枚でお願いしました。どちらにしても、チケット価格は、50円、100円のラインですので、深刻に考える必要はありません。但し、空港からのタクシーは要注意です。1000円、2000円位まで、ボラれる可能性あります。
マリン駅から1等席(あまり2等席との差はありません)に家内と並んで座っていると、途中駅から、体の大きい、若いアラブ系の男性が2名、前に腰かけてきました(4人掛け)サングラスをかけていましたし、何やら、怪しげでもあります。
車内は人も多いし、イザの場合も何とかなるかーと考えていましたら、
「Lamarsaはどこでおりるのか?」
という質問です。どう見ても我々は、東洋人だろう。見えても中国人だろうと思いながら、何故、私に聞いてきたのか?何が狙いか? そんなことを考えていても仕方がないので、「Lamarsaは最終の駅だよ」と返答しました。少し、中身を覗いてみようと、
「Where are you from?」と聞くと、少しはにかみながら、「リビア」と答えました。
それで、4人とも笑ってしまったのですが、リビアのどの地域から来たのか?聞いてみたのですが、要領を得ません。どうやら、東部地域から来たようですが、だからといって、イスラム原理主義派か世俗派か、詳細は日本人にはわかりません。

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Lamarsaで停車するマリン線電車

このあと、彼らは、マレーシアに英語の勉強で1年間留学するとのことでした。少し、おしゃべりが過ぎて、ハンニバル駅で降りれなくて、1駅乗り過ごしてしまいました。
次の駅で降りて、歩いて、ローマ遺跡へ向かうことにしました。
まあ、イスラム過激派というわけでもなく、地方の豪族のお坊ちゃまという分析ですが、それ以上はわかりません。また新しいエクメネの発見でしょうか。。。

4/21スリランカで爆弾テロがありました。リビアのマリン線で出会った二人のリビア人は、本当にマレーシアにいったんだろうか?やはり過激派テロの仲間だったんだろうか?いまも、あれこれ、考えますが、真実はわかりません。